私学の教員になったら希望する部活動の顧問になれますか?担当の決まり方と希望の伝え方は?
「担当する部活動って希望を出せるのですか?」「サッカー部を顧問したい」「吹奏楽部に関わりたい」など、特定の部活動で顧問を希望されるご相談は、実際によくいただきます。
希望する部活動を必ず担当できるとは限りませんが、応募書類や面接で希望を明確に伝えることで実現の可能性は広がります。特に効果的なのは、履歴書やエントリーシートに「部活動経験」や「指導したい理由」を具体的に書くことです。
書くときのポイントとしては、
1.実績を具体的に(例:大学時代に全国大会出場、◯◯大会でベスト8 など)
2.エピソードを添える(練習で苦労したこと、仲間と乗り越えた経験、後輩指導で学んだこと など)
3.指導者としての姿勢(「技術を伝えるだけでなく、生徒の努力を支えたい」「一緒に喜びを分かち合える顧問になりたい」など)
こうした内容を、履歴書や面接で前向きにアピールすることで、学校側も「この先生は熱意を持って部活動に関わってくれる」と判断し、希望部活を任されるチャンスが高まります。また、専門的な実績が少ない場合でも、「学びながら生徒と一緒に成長していきたい」という姿勢を伝えることは強いプラスになります。技術指導だけが顧問の役割ではなく、生徒の努力を支え、挑戦を応援する存在であることも大切だからです。
経験・エピソード・熱意を言葉にして伝えることが最大の近道です。キャリアを考える上でも「自分はどんな部活でどんなサポートをしたいか」を整理しておくと、学校選びや面接で大きな武器になるのではないでしょうか。
部活動の担当に関して詳しく知りたい方はこちら→校務分掌とは⑤「部活指導」のお仕事について知りたい!
※本件の回答に関しましては、共通の正解や指標をお示しできるものではないため、イー・スタッフ東京営業所(コーディネーター嶋田)が体験談を交えてお答えいたしました。E-Staffでは、教員を目指す皆さんの悩みや葛藤にも寄り添いながら、多様なチャレンジを応援してまいります。