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コラム

「保健室の先生になりたい!」 養護教諭の採用倍率、給与・待遇・採用実例とは

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公立の教員採用試験で、狭き門となっている養護教諭。選択肢を広げるため、あるいは理想の教育環境を求めて、私学に目を向ける人も多数います。資格取得者が多く、短大卒で活躍できるということもあり、志望者が多いにもかかわらず、採用ポストは少ないというのが現実。ここでは、養護教諭への就職・転職を考える上で押さえておくべきポイントをご紹介します。

養護教諭の倍率が高いのはナゼ?─狭き門を突破するための基礎知識①─

中学校・高等学校の場合、養護教員の在籍数は各校1~2名というのが一般的です。“狭き門”となっている理由は、「配置人数が少ない」うえに、「取得しやすい資格であるため志望者が多い」ことにあります。

その観点から、選択肢の一つとしてぜひ加えたいのが、中高一貫校です。規模にもよりますが、複数の配置体制がスタンダード。保健室に2~3名の養護教諭が在籍し、生徒対応を分担しているケースを多く見ることができます。また学校によっては、養護教諭以外に看護師・学校保健師を配置していたり、修学旅行や行事に限定して非常勤の看護師(スクールナース)が同行するケースもあります。

養護教諭の待遇は?給与・休日・勤務時間─狭き門を突破するための基礎知識②─

●給与
教科の教員と同じです。ただしフルタイムの「専任教諭・常勤職員」と、短時間勤務の「非常勤職員」とでは違いが生じます。フルタイムの勤務であれば月給制が多いですが、非常勤職員の場合は月給制以外に、変動制(時給制)も多く見ることができます。また、賞与の有無については、採用形態によるものではなく、学校ごとの規定によって異なります。

【常勤と非常勤の給与モデル】※大学卒新卒の初任給
専任教諭・常勤職員:月額23~25万円程度(各種手当込みの概算)
非常勤職員:時給1,200~1,800円程度

●休日
学校で組まれる年間スケジュールによって異なります。学校行事などにより土日の振替出勤や休日出勤が発生することも。その場合は学校の規定により、振替休日や代休を取得するケース、休日出勤手当や時間外手当などが支給されるケースなどがあるようです。

●勤務時間
学校によって異なります。早番・遅番といった交替制の場合も。短時間の非常勤の場合は、「午前だけ」「午後だけ」といった働き方もあります。

待遇面は応募前に把握しておきたいところですが、「面接では聞きにくい…」という方も少なくないのではないでしょうか。私学への就職・転職を考えている方は、イー・スタッフなどのエージェントに登録することも一つの方法。募集している学校の情報収集がスムーズにできます。

非常勤職員として働くメリットは?─勉強・家庭との両立とキャリアチェンジ─

非常勤の養護教諭としての働き方は、「フルタイムで出勤日数が週3~4日程度」と、「午前だけ・午後だけの勤務が週3~6日」との大きく2つ。短時間勤務が「午前だけ」「午後だけ」とされるのは、登校して保健室に直行する生徒への対応、部活動での怪我への対応などで、「朝と夕方が忙しい」ためです。

忙しいとは言っても、非常勤の養護教諭は教科の非常勤講師とは異なり、どちらかというとフルタイムの養護教諭をサポートする立場。家庭の事情で急に休まなければならなくなったときは、同僚間で助け合う体制が整っているケースが多く見ることができます。つまり、教員採用試験に向けた勉強・専任教諭を目指した就職活動・家庭などとの両立を考えている方には、メリットが多い働き方と言えるのです。

そして着目すべきは、「専任教諭へのキャリアチェンジ」につながる可能性です。養護教諭の定年退職に備え、その数年前から非常勤職員を採用し、専任教諭の候補として育成する学校もあります。急に欠員が出て、非常勤職員が専任教諭に登用されるケースも。養護教諭には女性が多く、結婚・出産を機に退職する人も少なくはないでしょう。募集の少ない養護教諭だからこそ、採用形態にこだわらず非常勤職員として飛び込み、そこで経験や信頼を得ることは、専任教諭としての道を切り拓く一つの手段と捉えることができるかもしれません。

私学が求める養護教諭像は?─イー・スタッフのマッチング事例から─

●進学校
進学校では、勉強や成績について悩む生徒が多いと聞きます。そうした学校で有利に働くことが考えられるのが、先生自身の「難関大学の合格を目指し受験を乗り切った経験」です。イー・スタッフの登録者の方の中にも、面接で「受験の経験があるからこそ、生徒の気持ちを理解し、親身になって寄り添える」点をアピールし、採用されたケースがあります。

●男子校・男子生徒が多いマンモス校
近年は養護教諭志望の男性が増えており、全国的に、男性の養護教諭を積極的に配置する自治体を見ることができるようになりました。

私学においても、男子校や男子が多い共学校で養護教諭を複数配置している場合に、男性の養護教諭を配置しているケースを見ることができます。養護教諭の位置づけを考えれば、生徒の思いに共感できる養護教諭として、同性の養護教諭が求められるのは、ごく自然なこと。男性の方が、男子校や男子生徒が多いマンモス校の面接に臨む場合は、その点を踏まえたアピールをしてみてはいかがでしょうか。

●看護師から養護教諭への転職を目指す場合
養護教諭志望の方からよく聞かれるのが、「大学時代などに保健師や看護師の資格を取得し、まずは病院で経験を積んだ上で養護教諭を目指す」というキャリアプラン。実際に養護教諭の採用において、病院での看護師としての経験が評価されるケースは多々見ることができます。特にニーズが高いのは、怪我への対応が多いスポーツの盛んな学校や、給食におけるアレルギー対応が求められる小学校を併設している学校、体調の自己管理が難しい幼児教育を手掛ける学校。夜勤がないことは魅力ですが、その分、看護士時代よりも給与が下がるケースが多いでしょう。迷いがある場合、行事限定の非常勤スクールナースに応募してみるのもおすすめです。

上記に当てはまるか否かにとどまらず、何より大事なのは、「希少な求人情報を漏れなくキャッチすること」。学校とのつながりが深いイー・スタッフを活用すれば、全国の最新の教員採用情報をチェックすることが可能。スマホ向けアプリもご用意しています。アプリのダウンロードはこちら。

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