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大学入試改革おさらい①「大学入学共通テスト」って?

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日本の教育の世界で、今最も注目すべきトピックのひとつに、大学入試改革が挙げられます。現行の大学入試センター試験は2020年1月の実施をもって廃止され、2021年1月より新たな「大学入学共通テスト」が始まります。文部科学省は6月上旬、新テストの実施概要を公表、科目や試験時間、配点等を明らかにしました。2019(令和元)年度に高校2年生以下の生徒はすべてこの大学入試共通テストの世代ということになりますから、これから教員を目指す人にとって大学入試改革の動向は、仕事に直結する身近な話題と言えるでしょう。

「大学入学共通テスト」の傾向

センター試験に代わる「大学入学共通テスト」は、次のような特徴を持っています。すでに実施された試行問題「プレテスト」も同じ傾向で出題されました。センター試験との違いや傾向は次のとおりです。

(1)記述式問題の導入

・「国語」と「数学1」「数学1・数学A」で文章や数式で答える記述式問題を出題。

(2)理数教科の難化

・共通テストは平均得点率を50%に設定したが、プレテストでは得点率は26.61%と低くなってしまった。
・若干の調整はあるものの出題のコンセプトは変わらず、結果として「難しくなる」

(3)出題形式の変化

・日常的な題材や複数の資料の読み取りなど全教科において「認知的負荷の高い」形式に変化
・読解量が増加。長文を読ませて知識を問う形に。
・「当てはまるものをすべて選ぶ」など知識の正確さも問われる。

(4)英語4技能の評価

・民間の英語資格・検定試験の導入が決定。
・活用方法は「出願資格」「得点換算」「試験免除」など大学により多様。
※英語に関しては他の記事で詳しく解説します。

従来とは異なる大学入学共通テストの傾向は、すでに高校入試問題にも影響を与えています。全国の公立高校のこの春の入試問題を見てみると、大学入学共通テストに似た出題傾向を見ることができます。複数の単元にまたがった融合問題や、文章中で知識を活用して答える、思考力・判断力・表現力を評価する記述問題の増加などです。

2019(令和元)年5月31日に文部科学省が公表している各大学の共通テストや英語の資格・検定試験の活用方法は、国立・公立・私立でばらつきがあるだけでなく、国語の記述式問題の活用方法については69.3%が「まだ決まっていない」と回答しています。本番まで1年半を切る中、進路指導にあたってはきめ細かな情報収集が生徒の進路実現のカギになることは間違いありません。

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