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コラム

教える環境~私学の最新設備と教育環境~

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2021/07/09

工夫を凝らした施設・設備と、安心感のある学びの環境

生徒にとって、一日の大半を過ごす学校、すなわち学ぶ環境はとても重要です。私学では時代に合わせたより良い学びの環境をめざし、日々工夫を凝らした施設・設備づくりを行っています。目的は、いずれも生徒がそれぞれの能力を伸ばし、安全でイキイキと快適な学校生活が送れるようにするためです。
学校の規模によって多少の差は見ることができますが、一般的に大学附属校などは校地が広く、大学の施設を利用できるなど、施設・設備は充実しているでしょう。都会の中心にある学校は校地面積はそれほど広くない場合もありますが、体育祭や部活動を校外の施設を利用したりと工夫がされています。
施設・設備のどこにポイントに置いているかを見てみると、その学校の教育方針が見えてきます。ただし、ハード面に捉われるだけでなく、その施設・設備がどのように活用されているかというソフト面に目を向けることも大切です。
学校の工夫が見られる施設のポイントを見ていきましょう。

●教室

生徒が多くの時間を過ごす教室では、採光や目にやさしい照明に拘り、人間工学に基づいた学習しやすい設計の机や椅子をそろえるなど、快適に学べる空間づくりがされています。最近ではICTツールを積極に取り入れ、1人1台にタブレットを配付、電子黒板で授業を進める学校が増えたため、各教室にWi-Fiが整備されているところが多く見ることができます。

*参考写真/学校法人西大和学園 西大和学園中学校・高等学校(大講義室)

●図書室

書籍・新聞・雑誌など多くの蔵書、DVDなどの映像資料のほか、PCが設置されているところも。「今週のおすすめ本」などのコーナーを設置し、読書への関心を引く工夫・読書指導や、教科と連動させた授業を図書室で行ったり、グループワークやプレゼンテーションなど、近年盛んな探究型の学びができるスペースが備えられているなど、いかに生徒が利用したくなる、学びたくなるような空間になっているかに注目しましょう。

*参考写真/学校法人大阪医科薬科大学 高槻中学校 高槻高等学校(図書館)

●自習スペース

多くの学校では図書室の一部を自習コーナーとして利用できるようになっています。他にも、独立した自習施設のほか、一般教室の開放や、職員室前にスペースを設けているなどさまざま工夫が。家庭では学習に集中しにくい、友だちが頑張るから自分も頑張れる、という生徒には有効なスペースと言えるでしょう。

*参考写真/学校法人西大和学園 西大和学園中学校・高等学校(自習室)

●理科室

物理・化学・生物・地学それぞれに専用実験室が設けられているならば、理科教育に熱心な学校だと考えられます。1人1台使える顕微鏡、プラネタリウムや天体観測用ドームを備えているところもあります。

●体育施設・クラブ施設

通常の体育の授業で使用するグラウンド・体育館はもちろん、武道場・温水プール・トレーニングルーム・ゴルフ場・弓道場・調理室や被服室・茶室・美術室・コンピューター教室まで、多様な専用施設が用意されています。グラウンドは、天気に左右されずかつ安全性も高いという点から、人工芝グラウンドを採用する学校が多くあります。

*参考写真/学校法人真宗大谷学園 大谷中学校 ・ 大谷高等学校(体育館)

●職員室

全教員が同じ部屋を使うか、教科別・学年別に分かれている場合が多く、各教員が個室を使う場合もあります。生徒が自由に入ることができるかはその学校の方針によって異なりますが、試験期間中を除き、職員室への入室を許可している学校がほとんど。最近では職員室をガラス張りにしたオープンな雰囲気づくり、職員室の中・前にスペースを設置するなど、生徒が質問・相談をしやすい環境づくりがされています。

●食堂・カフェテリア

給食・お弁当どちらの場合も専用の食堂でランチタイムを過ごすスタイルの学校や、中学・高校で利用できる時間が分かれているところも。メニューも多く、栄養バランスの良いランチが用意されています。その他、軽食がとれるカフェテリアを備えていたり、クラブ活動を行う生徒のために簡単な朝・夕とも軽食を用意するところもあります。

*参考写真/学校法人上宮学園 上宮学園中学校 上宮高等学校(食堂)

教育環境~有事でのスピード感・安心感~

コロナ禍においては、全国的な休校期間中にも、生徒の学びを止めないため、間もなくオンライン授業を行うなど、柔軟でスピード感のある対応が目立った私学。もともとICT教育に力を入れている学校が多く、学校側・家庭側ともICT環境が整っていたため、スムーズに取り組むことができ、学習の遅れにも大きな混乱はなかったようです。
もちろん、学習面だけではありません。教員が電話やWebで声がけや生徒・保護者の相談に乗ったり、生徒同士がオンラインで交流する場を設けるなど、生徒たちがストレスや孤独感を感じないよう、安心感を持たせることに尽力。
有事においては、「生徒のために、目の前のできることをすぐに行う」という私学の姿勢、スピード感・安心感が如実に表れました。

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