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コラム

《就職氷河期世代支援2021》 大学リカレント教育で社会人から教員を目指す~教員免許を復活!

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2020/10/30

更新:2021/7/2
(更新:2021/6/9)
(公開:2020/10/30)

イー・スタッフには「大学で教員免許状を取得し、当時は教員へのあこがれはあったものの、現在は社会人として働いている」という方から、教員への転職に関するご相談が寄せられることが多くあります。
特に多いのが、“就職氷河期世代”といわれた30~40代の方からのご相談です。
大学在学中に教員採用試験に挑戦するも夢かなわず、卒業後は違う道へ進んだ。というお話はよく伺います。当時は、教員採用試験の倍率が非常に高く、過去最高の倍率13.3倍という数値が出た年もあったようです。

今回は、そんな皆さんにとって、「あこがれの教員」を再び目指すための第一歩を後押しする、国が中心となり組む新しい制度を紹介いたします。

参考:就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラム事業委託要項
https://www.mext.go.jp/content/20200228-mxt_kyoikujinzai01-000005282_1.pdf?_fsi=6MtKQNgP

夢の教員へ再チャレンジ!~就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラム事業~とは

2020年、政府は、雇用が厳しい時期に就職活動を行った世代、いわゆる【就職氷河期世代】への就労支援プログラムを発案しました。実施については民間等に広く呼びかけ、さまざまな事業がスタートしています。

教員に関しても、文部科学省が中心となり、当時教職を諦めざるを得なかった方への支援策として、リカレント教育プログラムを開発し、運営する大学・教育機関等を公募しました。
現在、複数の大学等が国からの委託を受け、教育プログラムを実施しています。

プログラムは、主にオンラインでの講座実施となり、模擬授業の研修など、教員として勤務するために必要な知識技能を取得できる内容になっています。大学によっては教員免許が「休眠」してしまっている方に向けた、「教員免許更新講習」を含むプログラムを併設しています。

実際に現在募集中のプログラムおよび大学の一部を紹介いたします。

——-
■国立大学法人 兵庫教育大学(令和3年度版)
就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレントプログラム(更新講習型プログラム)

オンラインでの受講が可能で、幼小中高および特別支援教育の教員免許状更新講習と、教員採用試験に関するサポート講習をセットで受講できる。

募集人数:オンライン講習分については定員なし(教員採用試験・教職サポート講習の一部の講習だけ上限があり)

申し込み受付期間:*お問合せ多数につき,申込受付期間を令和3年7月9日(金)17時まで延長されました。令和3年6月21日(月)13時~令和3年7月2日(金)17時

実施期間:令和3年8月2日(月)~令和4年7月上旬(カリキュラムによる)

*受講料が無料に変更になりました。(ただし、所定の条件を満たされない場合は受講料が48,000円となります。)

■就職氷河期世代を対象とした教職に関するリカレント教育プログラム事業について
https://www.hyogo-u.ac.jp/about/gp/recurrent_program.php

——-

教員免許講習?免許休眠?大学で取得した教員免許 今すぐ使えないの?

社会人から教員への転職を目指すときにまず、チェックしてほしいのが「教員免許が期限切れになっていないか」です。
現在教育に関連する職に就いている人で ①有効期限内に教員免許更新講習を受講し、教育委員会へ申請することで、②有効期間更新証明書又は更新講習修了確認証明書の発行を受けたものであれば、教員免許は有効です。すぐに教員として就職・転職することが可能です。

反対に、「これまで一度も教員の仕事(教職)に就いていない方」と「以前、教員の仕事に就いたことがある方」は、細かく注意する必要があります。

参考:
<ケース別>更新手続きの流れ – 文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/002/index.htm

大学の卒業時に免許状を取得し、一度も教職に就いたことがなく、免許状取得から10年以上経っている方(もしくは35歳以上の方)の多くは、免許が「休眠」状況にある可能性が高いです。
「失効」とは異なり、教職に就く前に、所定の更新講習を受講し(①)、教育委員会にて手続きを行い更新講習修了確認証明書が発行(②)されることで、学校教員として仕事をすることができます。更新講習は現在さまざまな大学が実施しており、オンライン授業等であれば(個別のスケジュールにもよりますが)最速2~3か月での受講完了も可能です。

一方、「以前、教員の仕事に就いていたことがある(今は教員ではない)方」は、さらに注意が必要です。免許更新講習の受講期間と免許状の有効期間を見逃していると、免許が「失効」してしまっていたというケースもあるようです。

教員免許状の有効期限については、取得時期、年齢、職務状況によって細かく状況が異なります。教員への就職を検討されている方は、ぜひ個別の状況を整理したうえで、文部科学省の担当部門か、管轄の教育委員会にご相談・確認されることをおすすします。

参考:
教員免許更新制 – 文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/

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