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コラム

エージェントは見た!⑤高校の教員になりたい!”高校数学”へのこだわりを貫き、教諭採用の夢をかなえた方法

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2020/10/23

イー・スタッフだけが知っている就職・転職成功事例!!数学教員Kさん(20代)

「教員免許を活かしたい」という思いはあるものの、「なかなか一歩を踏み出せない」「希望に合う学校が見つからない」という方は少なくないのではないでしょうか? この連載では、イー・スタッフが関わった成功エピソードを通して、踏むべきステップや成功のポイントを探ります。

記事・取材:小河砂綾

Interview:イー・スタッフ 柏原

希望だった教育業界への転職を遂げて6年目。信条は「登録者の方が納得できるマッチング」。

Interviewer:ライター 小河

学校・企業関連の取材・執筆に携わって約20年、思春期目前の息子を持つアラフィフ世代。

中学校の教員は大変?就職・転職のネックとなる可能性がある、“経験”への固執

小河: 誰にとっても、未経験のことへのチャレンジは勇気のいること。今回イー・スタッフの柏原さんが教えてくれたのは、その勇気を持つことで、念願だった専任教諭になることができたKさんのエピソードです。

数学の常勤講師として、私立高校に勤務していたKさん。専任教諭へのステップアップ転職を希望して、26歳の時にイー・スタッフに登録しました。登録後、イー・スタッフから複数の求人案内をしていたものの、なかなか求人へ応募することがない状況が続いていたそうです。希望条件に強いこだわりがあり、ピッタリのものを待ち続けておられたようです。
Kさんが大切にされていたこだわりは、“高校単体校での就職”。ご自身が勤務されてきた高校での経験を生かすことを強く希望されていました。教員を目指したきっかけが高校時代の先生の存在だったことや、塾講師のアルバイトをしたときに抱いた『まだまだ子どもの中学生の指導は大変』というイメージもあって、意志は固かったです。こちらも、できるだけ希望に添うべく求人のリサーチを心掛けましたが、私立学校のうち約8割が中高一貫校ですから、高校単体校の求人数としてはどうしても少なくなってしまうのです。

柏原

小河: 突破口となったのは、柏原さんによる働きかけです。よりスムーズな就職・転職のために柏原さんが実践している「『希望の幅を広げてみようかな』『挑戦してみようかな』と思ってもらえるような説得」が、Kさんの気持ちに響いたのです。
中学生を教えることで、学びのプロセスがしっかりと把握でき、高校数学でのつまずきの原因やその解決策も見えてくるはず。また、高校での指導経験があるからこそ、中学生の時に押さえるべきポイントを踏まえた指導ができる。単に就職の機会を増やすという観点からではなく、教員としてのスキルアップにつながるのでは、というお話をしました。

柏原

小河: 程なくKさんは、中高一貫校の採用選考へのチャレンジを決意。求人数が増えてくる秋から動き始め、翌年の春 には無事、文武両道の中高一貫校に常勤講師としてとして勤務することが決まりました。

高校指導の経験を生かして、未経験分野”中学数学”に挑戦!決意とチャレンジによって拓けた道

小河: 1年間、未経験だった中学生の教科指導、生活指導に携わったKさん。その中であらためて、柏原さんの言葉を実感したそうです。
『中学生と高校生、両方を経験したことで、希望していた高校生の教科指導力のレベルアップにつながった』と近況の報告を受けました。また、中学生の生活指導は予想どおり大変な部分は多いそうですが、その醍醐味も味わえたとおっしゃっていました。結果として、教員としてのやりがいは倍増されたのではないでしょうか。

柏原

小河: 意欲を持って指導にあたるKさんの姿勢が、評価されないわけがありません。
2年後、専任教諭になるという、念願をかなえられたそうです。道が拓けたのは、未経験である中学生の指導にチャレンジしようという決断があったからこそでしょう。

スキルアップと新たなやりがいを得て、専任教諭として奮闘中

小河: 柏原さんが今回このエピソードを話してくれたのは、たくさんの登録者の方を見てきた中で抱いている思いがあるからだといいます。それは、“応募の機会を増やすという観点からだけではなく、将来につながる教員としてのスキルアップを図る意味でも、中高一貫校に挑戦してほしい”ということ。
高校しか経験していないから高校単体校を希望という方は、実は少なくありません。特にKさんのように数学科教諭の方で、大学で数学を専門的に学んできたという方には、難易度の高い高校数学の指導に携わりたいという強い思いをお持ちのケースが多いように感じます。プロとして当然の選択です。ただし、そのこだわりは残念ながら、当初のKさんにとってそうであったように、就職・転職のネックになるという側面もあります。

柏原

小河: そして実際には、中高一貫校も選択肢に入れることは妥協でも何でもなく、プロとしての指導力を極めることにつながるということは、Kさんが実証済み。しかもKさんにとって、このチャレンジが、「中学生を指導することの魅力や、やりがい」を新たに見いだすこと にもつながりました。
だからこそ若い方にはぜひ、挑戦してほしいという思いがあります。経験してみて、やはり高校数学だけに集中したいとあらためて感じたのなら、今度こそ高校単体校に絞り込んで転職活動を行うというのも一つの方法。未経験の中で挑戦した中学生の指導経験は、その際の武器にもなるはずです。

柏原

小河: 要はマイナス面ではなく、プラス面にも目を向けるということ、基本ですがとても大事です。とはいえ、それは決して簡単なことではありません。「一人じゃ難しいな…」と感じたら、イー・スタッフのもとを訪れることをおすすめします。信頼できる伴走者、イー・スタッフと一緒に、未来を切り拓く最良の方法を探ってみませんか?

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