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【私学教員内定者座談会レポート】 就活を終えて、新4年生へのアドバイス③

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私立学校の教員を目指す人のための「トップネット私学教員養成所」とは

私立学校教員を目指す人の養成所「トップネット私学教員養成所」は、即戦力となれる教員の育成を、約1年間のプログラムで集中的に行う機関です。今春も、数多くの研修生が、私学の教員として採用され、新任教員として活躍しています。2019年度のトップネット研修生に、内定が出るまでの道のりを語ってもらいました。選考試験や模擬授業、面接対策など、これから私学の教員を目指す人に役立つアドバイスが満載です。
前回に続く、第③弾です。

【出席者】S・Yさん(社会科・世界史)  N・Mさん(国語科)
K・Kさん(英語科)N・Sさん(理科・化学) S・Kさん(理科・物理)
O・Rさん(数学科)O・Hさん(家庭科) F・Mさん(数学)

筆記試験、模擬授業、面接 実際の選考試験の流れを教えて!

【S・Kさん】 僕の内定した学校の場合、一次面接は1人の先生と行いました。雑談を交えて人物を見ているように感じました。二次で教科の試験、三次で模擬授業、最終の四次で校長先生との面談、という流れでした。模擬授業はその場でテーマが与えられ、1時間後に先生方の前で行うというものでした。僕のときは物理の高校3年内容の「単振動」でした。実演するための紙を借りて教材を準備しました。臨機応変さや生徒に伝わりやすい話し方、説明をしているかどうかを見ているのだと思います。
他の学校の場合ですと、教科書のPDFデータやテーマが事前に指定されることが多かったと思います。そういうときは、自分で授業プリントを作るなどして臨みました。

【S・Yさん】 僕はS・Kさんと同じ学校なので、選考方法も同じでした。世界史の「アメリカの独立」の単元の、教科書のある1ページを指定されて、1コマの授業をするというものでした。教科書や参考書、教材を一式持ち込んでいたので、それが役に立ちました。伝えたいことは何かを絞り、あとはその場で考えて模擬授業をしました。

【F・Mさん】 私の場合は、持ち物と集合時間だけ知らされて、詳しい内容の事前予告はない採用試験でした。一次は筆記試験、二次は模擬授業だろう、という予想が当たってよかったです。
模擬授業は教科書の見開き2ページを指定され、50分授業の指導案を1時間で書き上げ、その冒頭の15分を実際に行う、という内容でした。試験後の待ち時間に、他の学生と少し話す時間があり、どんな模擬授業をしたかの情報交換をしたところ、教科書をしっかり活用しながら授業することが求められているのだなと感じました。
模擬授業では先生が生徒役でした。最初、そうしたアナウンスがなかったので、私は架空の生徒がいる想定で、演技しながら話しかけたりしていました。すると途中で、先生が「例題以外にも、他の解きかたがあるのではないですか?」と、生徒役になって質問してきました。それで切り替えて「では、別のやり方で解いてみましょう」と生徒役の先生に対応し、授業を続けました。もしかしたら、教科書にないことを生徒役の先生が質問する、という流れが決まっていたのかもしれませんね。採用基準がしっかりあるんだなと感じました。
模擬授業ののち、同日に、教科の先生との面接がありました。そこで、模擬授業の振り返りをたずねられました。模擬授業がトップバッターだった私は、面接まで待ち時間が約1時間あったので、ノートに模擬授業のよかったところと、悪かったところを書き留めておいたんです。それをそのまま伝えることができ、よかったです。
三次は校長先生と中学、高校のそれぞれの教頭先生との、管理職面接でした。その後に、電話をもらい、同じ管理職の先生方と最終面接があり、内定が決まりました。ちょうどトップネットの研修中にその電話がかかってきたので、よく覚えています。嬉しかったですね。
他の学校の採用試験とは違う、ユニークな選考スタイルでした。何を準備していけばいいか迷うことも多かったですけれど、学校としては、その場での対応力や柔軟性を求めているんだと感じました。だったら、事前に準備するよりも、低いパフォーマンスになるのが当たり前だ、と自分でポジティブに捉えて、できる限りのことをしようと努めました。
三次と四次の面接では、同じ先生方だったにもかかわらず、質問内容は似ていました。だから、一貫性を見ているのかな、とも思ったり。三次の面接後に、聞かれたことや回答したことをメモしていたので、そこも四次では役立ちました。最後は、短期留学の付き添いで海外に行く機会があること、休日に部活動の引率があることなど、かなり実務的な確認が多かったと思います。

【K・Kさん】 内定した学校は、とても自由な雰囲気で、採用の過程でもその校風を感じました。試験日も一律に指定されるのではなく、自分に合わせて設定してもらったので、いつも1人で受験しに行っていました。なので、他の学生の動きや、学校としての選考の流れなどは把握できなかったです。筆記試験は 難しかったです。テーマに沿った英作文も出題されました。20分間の模擬授業は1コマ分のテーマの指定があり、準備してから臨みました。その後の面接では、先生方同士もフランクに話していて、「模擬授業でやったようなスタイルで授業をするか」とか「ちゃんと生徒のことを叱れるか」などを質問されました。
トップネットの先輩に、姉妹校に就職した人がいて、選考過程で何を見られるのかを聞いたんです。「教え方は入ってから変わるから、その人の態度や熱意を見ているんじゃないか」と言われ、身構えるよりも、自分がやりたいように準備することが大事だと思いました。トップネットの研修でオールイングリッシュの模擬授業をした経験があったので、それを活かせたのはよかったです。文法事項を英語で説明するのは難しくなってしまうので、そこにふれないような模擬授業を組み立てました。

【N・Mさん】 実は私、学校説明会に参加できず、あとから個別に学校訪問をしたんです。そこで、校長先生や主任の先生方に校内を案内していただきながら、自然と「次は模擬授業を」という流れになりました。私、結構フランクに話してしまったのですが、「あ、これ一次面接だったんだな」ってあとから気づきました。
模擬授業では、現代文と古典の選択肢があり、私は古典にしました。事前に30分間で教えるテーマと到達すべき内容、対象となる生徒のレベルが指定されていました。私は中学1年のときから、国語のノートを捨てずにとってあるんです。自分の高校時代の、指定されたテーマのところを見直して、指導案を練りました。本番では、導入は省いてすぐに本題に入るよう指示されました。プロジェクターなどの機器は準備されていなかったので、板書を駆使して乗り切りました。筆記試験がないだけに、ここで自分のすべての力を発揮しなければ、と覚悟を決めましたね。模擬授業ののちは、理事長面接があり、それで内定となりました。

【O・Rさん】 私もトップネットの学校見学で、書類を提出したところ校長先生から電話をいただき、面接、模擬授業と進みました。

【N・Mさん】 校長先生の人柄で決めたと言ってもいいくらいです。

【O・Rさん】 管理職の先生方の向いている方向が同じなら、その考えに合った人たちが集まっていると思うので、その点では不安はないですね。

次回 「④専門教科以外にも、論文、心理検査がある学校も」 に続きます。

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