エージェントは見た!② 公立中学校・再任用終了後の新たな教員ライフ!エージェントとの出会いを機に見つけた“理想の学校”
2020/09/25
イー・スタッフだけが知っている就職・転職成功 事例!!元公立中学校教諭・Oさん(60代)の場合
「教員免許を活かしたい」という思いはあるものの、「なかなか一歩を踏み出せない」「希望に合う学校が見つからない」という方は少なくないのではないでしょうか? この連載では、イー・スタッフが関わった成功エピソードを通して、踏むべきステップや成功のポイントを探ります。
記事・取材:小河砂綾
Interview:イー・スタッフ 松永
入社5年目。営業担当とのチームワークで最良のマッチングを目指す、心優しき中堅コーディネーター。
Interviewer:ライター 小河
学校・企業関連の取材・執筆に携わって約20年、思春期目前の息子を持つアラフィフ世代。
公立中学校定年退職後、エージェントへの登録が、私学教員としての第一歩に!
小河:
自分に合う勤務先を見つけるべく、「条件にはこだわりたい」という方は多いかと思います。今回、E-staffの松永さんが話してくれたのは、「こだわりが障壁となっていた」ケース。条件で機械的に絞り込むことをやめたことで、隠れた“理想の学校”にめぐり逢えた社会科教諭、Oさんのエピソードです。
公立中学校にて40年近く教諭として活躍されたOさんが、イー・スタッフにオンライン登録したのは、定年退職後。再任用期間を勤め上げたそのあとのことです。
これまでずっと、自宅のあるA市内で勤務してきたこともあり、A市内の求人情報だけを強く希望されました。通勤時間に一時間以上かけたくないとのご希望。 ご登録いただいたタイミングにはA市内の学校案件が入っておらず、『それであれば、面談は後日に』という話になり、オンラインからの仮登録のまま時間が過ぎていました。
小河:
お仕事探しのためにエージェントに登録しても、条件に合う求人がない場合、オンラインからの仮登録をしたままで、本登録までの面談や手続きも後回しになりがち。“仮登録”のまま、そして、なかなか希望する学校が見つからないまま、時間が過ぎてしまう方もいらっしゃるそうです。
そんなOさんの再就職活動が動き出したのは、登録から半年が経過した3月のことです。
ある私立学校の校長先生から教員募集の依頼を受付けました。その内容が、Oさんの経歴や教職に対する熱意と非常にマッチ度が高く、『ぴったりなのではないか』と感じました。
そこでOさんに連絡し、『”仮登録”だけでは求人情報のご案内ができないため、急ぎ面談が必要である』とお伝えしました。その後、Oさんと個別面談を急ぎ実施し、正式登録の手続きを完了いただくことができました。
小河:
イー・スタッフの特徴は、登録者の経歴や要望はもちろん、教職に対する思いや人間性も把握することで、よりよいマッチングを実現させている点にあります。そのためにも、登録時に実施する「個別面談」をとても大切にしています。松永さんは、「個別面談」の重要性について、こう強調します。
非常勤講師の求人が出るのは入学者数が確定する3月が多く、その場合、採用決定までのスケジュールもタイトです。好機を逸することがないよう、登録がまだの方はお早めに登録を。また、オンラインからの仮登録中の方には、ぜひ早めに個別面談のご予約をいただきたいなと思っています。
教員の転職、こだわり条件は何?通勤所要時間、車通勤、校風、生徒数、私立学校未経験OK・・・
小河:
このOさんが、松永さんが提案する学校に応募するのに障壁となったのは、学校の所在地。松永さんが案内をしたのは、A市ではなく、隣県。隣県と聞いたOさんは、「A市内じゃないとダメ」の一点張りだったそうです。しかし松永さんが、提案した学校は、県境をまたぐものの、片道わずか40分の学校でした。
実はA市は広くて、同じ市内でも、片道1時間半で乗り換え数回を要する学校もあります。それに比べたら、他県ではありますが、提案した学校は通勤が断然ラクです。
乗換案内サイトでその比較を示しながら、非常勤であれば出勤時間の調整も可能であること、『一人ひとりの生徒に丁寧に教えたい』という思いを持つOさんにぴったりの中規模校であることなどをお伝えしところ、徐々にOさんの考えもほぐれ、無事、学校にご案内することができました。
小河:
「考えを押し付けるのではなく、選択肢を広げるような提案」を心がけているという松永さんの、登録者の気持ちを大切にするスタンスと、その話に耳を傾け、あらためて考え直したOさんの柔軟性があったからこそのマッチング。学校での面接では、最初の1分で「決まった」という確信を得られたほどに好感触だったそうです。
ご紹介した学校の校長先生によると、ベテランの方は『自分のスタイルを貫く方』と『新しいことに臆することなく挑戦する方』の大きく2通りに分かれるとのこと。生徒や若手の教員に好影響をもたらす後者は貴重な存在だそうです。公立中学校でICTを取り入れたアクティブラーニングを実践されていたり、未経験である高校の授業にも興味を持たれていたりと、何事にも前向きなOさんだから得られた結果。非常勤講師として勤務し始めた1ヵ月後には、校長先生からから当社に、『とてもいい先生を紹介してくれた。来年度も継続してほしい』と、喜びの声が届きました。
効率的な情報収集を行うことでグンと広がる、勤務校の選択肢
小河:
今回のポイントは、「イー・スタッフを最大限に活用するためにも、オンラインからの”仮登録”をするだけではなく個別面談を早めに済ませておくこと」と、「勤務校探しには、柔軟な姿勢で臨むこと」。そして松永さんが、3つ目のポイントを挙げてくれました。
Oさんは主に、一般の求人誌・求人サイトを使って情報収集をされていました。このことが、なかなか再就職先が見つからなかった要因の一つになっていたと思います。効率的に情報収集をするなら、学校に特化して多数の求人情報を得られるエージェントに登録するのが一番。ぜひ、イー・スタッフを有効活用してほしいと思います
小河:
とりわけ、「再就職活動をスピーディに進めたい」という方、「情報収集の仕方がわからない」という方には、エージェントへの登録がおすすめ。学校の内情をよく知るイー・スタッフならではの目線から助言や求人情報が得られ、興味がある学校以外にも選択肢が広がるため、きっと、あなた自身の可能性を広げることにつながるはずです。
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